Mitsui's blog

ZZmethod研究ブログ

33日目

F2L

ZZを始めたばかりの頃に、Block Building F2L(以下BBF2L)にもIやTといったテンプレパターンの表があったら習得が非常に楽だったのではないかと感じています。

ようするに何が言いたいかというと、BBF2LにおけるIT化状態とは何かを定義しようというわけです。

そもそもIT化の"I"と"T"は何かというと、3、4手で揃えられるF2Lのことです。F2Lのほぼ全ての基本手順はIかTの状態でスロットインします。

ではBBF2LにおけるIT化状態が、CFOPと何が違うかというと「D色エッジが固定されておらず、3、4手で揃えられる状態」であると考えられます。そして、CFOPと同様に大半のBBF2Lではこれらを経由します。それをexITと名付けました。

 

3手で揃えられる全てのパターン数は、RU回転のみの場合最大2*3*3の18パターンが想定できます。重複を考慮すれば多少減りますが、IT化はIとTの二種類だけであることに比べたら多いですね。

一覧では既にペア化しているものは自明なので省きます。複雑に分離しているF2LT1型に類似した6種のみ記録します。

Xの部分はR R' R2 のどれかが入ります。

X U' R 

f:id:mitsui51:20190616165830j:image

普通のF2L

f:id:mitsui51:20190616163930j:image

f:id:mitsui51:20190616165906j:image

右下 白赤緑

 

X U R 
X U2 R

全て赤緑ペアができているため省略

 

X U' R2
X U2 R2  

全て赤白ペアができているため省略

 

X U R2

f:id:mitsui51:20190616171046j:image

R前

f:id:mitsui51:20190616171203j:image

RD 赤緑

f:id:mitsui51:20190616171616j:image

RB 赤緑

 

画像にしたものはexT1型、画像にしていないものはexI2型です。とりあえずこの形を目指せば221ブロックは簡単に作れます。

初期の頃にこれを知ることができれば少しは楽になったのではないかと思っています。いきなり道も分からない山奥に解き放たれたような感覚が消えるのではないかと思います。