47日目*WVF2Lの判断について
WVF2Lを覚えた
WVF2L、全27パターンを昨日の夜全部覚えようとしましたが無理でした。見出しは嘘です。
というわけで、どれを覚えたか…という記事でもいいのですが、ただ手順を覚えればいいだけの話なので書きません。
今日はWVF2Lの判断基準について研究していこうと思います。
慣れれば我流でよいですが、慣れるまではどう判断するかよく分からないので、効率的な分類を覚えてから判断した方がよいでしょう。
U面が全部揃っている
全て上を向いているのは一種類です。
黄色が全部上を向いているのはこのパターンしかありません。
U面が1つだけ欠けている
一つだけ欠けたパターンは6種類あります。
「欠けた位置」の3種類をまず判断したのち、
「欠けたコーナーの向き」の2種類を判断します。これが非常に分かりづらいです。
その2つの判断基準は、
- 「その欠けた部分の向き」を見る方法と、
- 「DEFコーナーの向きを見る」
という方法の2つがあります。
しかし、2の判断方法には欠点があります。丁度判断に必要なRFDステッカーが親指で隠れてしまうということです。
回転後に意識して親指の位置を調整することもできますが、負担が増えるだけなので1の方法を優先しましょう。
ただし、奥のULBが欠けている場合はRFDを見るしかないので、がんばって親指をどかしてください。
U面が2つ欠けている
2つ欠けたパターンは全部で9種類あります。
「欠けた位置」を3種類をまず判断し、
「欠けたコーナーの向き」の3種類を判断します。
具体的な判断方法は以下の通りです。
1、U面の形状を確認します。揃っている部分をエッジも含めて「模様」として認識しましょう。
2、欠けているコーナーのU色が見えているか見えていないか判断します。
※「1」で以下のような模様だった場合は、左右の2つを見れば3をスキップできます。
3、RFスロットを見ます。1と2の判断に0.5秒くらいかかるので、その間に右親指をどかしておきましょう。
↑RFスロットに黄色が並んでいる(=FDRステッカーにU色がある)のは嫌でも視界に入ってくるので、1、2と並行して判断可能。
U色が3つ欠けている
ラスボスです。
「欠けてる位置」は1種類です。好き♡
「欠けてる位置の向き」は4*2の8種類です。は????
こんな血も涙もない奴は本能で適当に判断してやりたくなりますが抑えましょう。
「もはや普通にスロットインしたほうが早いのでは?」と思う気持ちは分かりますが、中にはものすごい短い手数で揃う子もいます。ちゃんと覚えます。
とは言っても基本的な判断方法はU色が2つ欠けているやつと全く同じでいいでしょう。
「全部のU面色が見えない」といったパターンや「全部が見えている」パターンなどわかりやすいものもあるので、あまり理屈的にならず全体をぼんやりと見ることが重要かもしれません。
WVF2Lの今後の展望
WVF2Lの手順それ自体を覚えただけではあまりタイムに影響はありません。
最大効率でWVF2Lを運用するには、その判断基準面を4側面分覚える必要があります。ようするに何が言いたいかというと、「AUF込みで覚える」必要があります。それでこそ真価が発揮されるでしょう。
「AUFなんか解消してから判断すればいい」と思われるかもしれません。しかし、本当のメリットはそこではなく、全スロットで実行できるようになる、ということです。(Fを使う手順はさすがに無理なので、どのOLLになるかだけ覚えます。)
ZZmethodであまり持ち替えてしまうと、メリットの大半を無駄にすることになります。なので、全スロットでWVF2Lができることは非常にアドバンテージになるのです。
スピードキューブは結局のところ、F2Lが早ければあとはなんでもいい感があります。F2Lの負担を増やすよりはLLの負担を増やす選択をしたほうがよいでしょう。もしAUFまで覚えられない場合は、むしろタイムが悪化する可能性があります。
とはいえ、それをやるのは一通り手順を覚えてからのほうが記憶に定着しやすいので、一旦保留します。
Summer Variation F2Lについて
ところで、Winter Variationのほかに、Summer Variationといわれるものもあります。これは、WVがF2LのIの形に対応しているのに対して、SVはTの形に対応しています。
ではSVF2Lも同様に覚えるのか?と言われると、悩み中です。見たところ多くの手順がSuneに依存しているため、スロットインで止まらずにそのままCOLLに持ち込んだほうが早い可能性が高いです。